お役立ちコラム

レク担当者必見!高齢者が安全に楽しめる節分レクリエーション10選

介護施設では、季節ごとにレクリエーションをおこなうのが一般的です。節分といえば豆まきですが、豆まき終了後の掃除は大変でしょう。落ちた豆は不衛生なだけでなく、誤って食べて誤嚥するリスクも懸念されます。そこでこの記事では、豆まきに変わる楽しいレクを紹介しましょう。

高齢者の節分レクリエーションで豆まきがNGな理由

介護施設において、豆まきはあまり適切なものとはいえません。まず、豆まきをした後片付けが大変です。

しかも、落ちた豆は衛生的に決して良くありません。施設の利用者さんが誤って食べてしまうおそれもあり、悪くすると誤嚥してしまうリスクがあります。

そのようなリスクを避けつつ、なおかつ利用者さんが節分の気分を楽しめるレクリエーションが望ましいでしょう。

節分レクリエーションおすすめアイデア10選

介護施設が行う節分レクリエーション用の、おすすめアイデアの10選は以下のとおりです。

  • アイデア1.恵方巻を作ろう
  • アイデア2.鬼退治玉入れ
  • アイデア3.お箸で豆をつかみましょう
  • アイデア4.風船で鬼の工作
  • アイデア5.折り紙で鬼をつくろう
  • アイデア6.ストローの吹き矢で鬼退治
  • アイデア7.ピンポンで鬼の的当て
  • アイデア8.鬼になりきろう!仮装大会
  • アイデア9.恵方巻きゲーム
  • アイデア10.節分クイズ

どれも楽しく参加できるものばかりです。ひとつずつ紹介しましょう。

アイデア1.恵方巻を作ろう

節分といえば恵方巻きです。介護施設でも、節分の日に恵方巻きを出すことが多いかもしれません。利用者さんも恵方巻を食べれば、それだけでも節分の気分を味わえます。

さらに節分を楽しんでもらうために、利用者さんと一緒に恵方巻を作るのもおすすめです。

利用者さんに材料を切る係や酢飯を担当する係、海苔で巻く係などのそれぞれで役割を決めて分担してもらいましょう。お酢の効かせ具合や、巻く具材の好みなどの会話が弾むのではないでしょうか。

もちろんみんなで作ったことで、恵方巻きをよりおいしく感じることでしょう。

アイデア2.鬼退治玉入れ

節分の定番である豆まきをモチーフとしながらも、豆を使わない玉入れゲームにアレンジするのもおすすめです。介護スタッフが鬼に扮し、頭の上でカゴを抱えます。

利用者さんたちに鬼を囲むようにして立ってもらい、円の中心にいる鬼のかごを目がけて玉入れをしてもらいましょう。

豆の代わりには、新聞紙を丸めてボール状にしたものやカラーボール、お手玉などの柔らかくて丸い、程よい大きさのものを選びます。「鬼は外!」「福は内!」とみんなで掛け声を掛けて、楽しく玉入れしましょう。人数が多い場合は、チームを分けてカゴに入れる数を競うのも楽しいやり方です。

アイデア3.お箸で豆をつかみましょう

こちらは節分らしく、豆が使える楽しいゲームです。用意するものは簡単で、お箸とお皿2枚、そして節分用の豆で揃います。

お皿をテーブルの上に並べましょう。そして片方のお皿に豆を入れます。

遊び方は豆が入った方のお皿から、もう一方のお皿にお箸で1個ずつ豆をつまみ、落とさないように移動させるゲームです。

30秒間や1分間などの制限時間を決めて、移動できた豆の数を競います。安全に遊べて、なおかつ集中して手を動かすので脳への良い刺激になるでしょう。認知症の予防トレーニング的な面も期待できます。

アイデア4.風船で鬼の工作

風船を使うと鬼の顔の工作が、楽しみながら簡単にできます。作る人の個性も出せるので楽しいレクリエーションになるでしょう。

風船を膨らませるのは、利用者さんには負担になるのでスタッフがやります。利用者さんは、マジックなどで顔を描くのもよし、画用紙で目鼻を作って両面テープで貼るのもよしです。

鬼の角は画用紙を切って三角錐を作り、色鉛筆やクレヨンで色を塗りましょう。そして風船の結び目に紐をつけて三角錐を通すと、一角の鬼になります。さまざま色の風船で個性的な鬼を作ってもらいましょう。

アイデア5.折り紙で鬼をつくろう

折り紙で鬼を作るのもよいでしょう。手先を動かしながら楽しめるので、認知症予防トレーニングとしての効果も期待できるレクリエーションです。

鬼の折り方はたくさんあって、書籍でもネットでも情報は入ります。ほどほどの難易度のものを選んで、みんなで工程をひとつひとつクリアしていくと、盛り上がりながら工作できるでしょう。

アイデア6.ストローの吹き矢で鬼退治

紙に描いた鬼の的に、ストローの吹き矢を当てるゲームです。太さの違うストローを用意しましょう。

短くて細い方のストローを折り曲げて、ビニールテープで固定します。長くて太いほうのストローに差し込むと、吹き矢が完成。

大きめの模造紙などに的になる鬼を描きましょう。鬼の部位によって違う点数を書いておきます。それを壁に貼って、1メートルほど離れたところから吹き矢で的を狙います。

回数を決めて得点を競う楽しみ方です。

アイデア7.ピンポンで鬼の的当て

段ボールなどを台紙にした鬼の的を作り、テーブルを卓球台に見立てて、ピンポン玉を鬼の的に当てるゲームです。テーブルの端に鬼の的を置いて、ラケットで打つのでも投げて当てるので、どちらでも楽しめます。

的はできるだけ大きく作り、部位によって点数を変えて行う方が盛り上がるでしょう。

アイデア8.鬼になりきろう!仮装大会

ハロウィンのように、介護スタッフも利用者さんもみんなで鬼になりきる仮装大会も大変盛り上がるレクリエーションです。

仮装の仕方はいろいろ方法があるので、やりやすい方法で自由に行いましょう。鬼のお面を作ってかぶるのもありです。頭にはアフロのかつらをつけるのも、仮装の楽しい雰囲気が出ます。

スタッフと利用者さんでアイデアを出し合いながら、それぞれ気に入った仮装で楽しみましょう。

みんなが仮装して集まったら、記念写真を撮っておくのもおすすめです。

アイデア9.恵方巻きゲーム

これは本物の恵方巻きを作るのではありません。おしぼりと輪ゴム、色画用紙があれば手軽にできる、楽しいゲームです。

黒い画用紙を海苔に見立て、白いおしぼりを酢飯に見立てます。卵やきゅうり、かんぴょうなどの具に見立てたものを色画用紙で作って乗せ、くるくると巻き上げて輪ゴムで止めれば恵方巻きの出来上がりです。

ただ作るだけではなく、時間を決めてひとり何本作れるかを競うのも盛り上がります。

アイデア10.節分クイズ

節分にまつわるさまざまな豆知識があります。それを集めて節分の雑学クイズをしましょう。20〜30問ほど用意しておけば十分です。

利用者さんに順番に答えてもらうのでもよいですが、早押し対決などに大変盛り上がります。それぞれの利用者さんが知らなかった豆知識も知ることができたり、クイズを考えることで頭を活性化したりしながら楽しめるレクリエーションです。

2月はバレンタインデーも楽しもう

2月には、節分以外にもイベントがあります。上手に活用して季節感を出せば、利用者さんたちも楽しんでもらえるはずです。

2月14日のバレンタインデーをモチーフとした、チョコを使ったレクリエーションはいかがでしょうか。

施設内の飾り付けも、春を思わせる淡く明るい色や旬の花を取り入れます。春めいた雰囲気を出すと、利用者さんの気分転換にも役立つでしょう。

生チョコ作り

細かく刻んだチョコレートに生クリームを温めて混ぜ、冷やして固める簡単なクッキングレクリエーションがあります。失敗することなくとても手軽にできるので、人数の多い少ないを問わずにみんなで楽しむことができるでしょう。

チョコレートフォンデュパーティー

チョコレートフォンデュをみんなで食べるパーティーなどもよいでしょう。利用者さんが食べやすい柔らかい食材を揃えて、フォークに刺して温かいチョコレートを絡めて食べます。

カラフルなマシュマロやひと口カステラ、バナナ、イチゴなどのような柔らかくてチョコレートとマッチする食材がおすすめです。

レクリエーションをする際には、くれぐれも感染症予防に気をつけて、除菌やマスク着用、入念な手洗いを徹底することを忘れずに取り組みましょう。

節分のレクリエーションは高齢者が安全で楽しめる工夫を

「節分」は季節の変わり目のイベントを企画できる、よい機会です。利用者さんと介護スタッフが一緒に楽しめるレクリエーションに取り組みましょう。

ゲームや工作、料理などのレクリエーションを、あくまでも安全に楽しめる工夫や配慮をして行うことが大切です。楽しく節分レクリエーションを行い、笑顔あふれる時間を過ごしましょう。

小夫 直孝

あなぶきメディカルケア株式会社
取締役 小夫 直孝

2011年 4月 入社 事業推進部 配属 
2012年 4月 第2エリアマネージャー(中国・九州)
2012年 11月 事業推進部 次長
2015年 4月 リビング事業部 部長 兼 事業推進部 部長
2017年 10月 執行役員 兼 事業推進部 部長 兼 リビング事業部 部長
2018年 10月 取締役 兼 事業本 部長 兼 事業推進部 部長
2023年 10月 常務取締役 兼 事業本部長 兼 事業推進部 部長