- あなぶきの介護トップ
- 香川県の施設
- アルファリビング高松百間町
- ブログTOP
- 2016年10月
2016年10月
早くも10月がやってきました(あと3ヶ月でお正月ですよ・・・早い!)
時の流れの早さを感じつつ・・・
今日も皆様の一日が穏やかなものとなりますよう
スタッフ一同張り切っておりますっ
さてさて・・・百間町でナンバーワンの
レクの盛り上げ方や進行がとっても上手な
スタッフさんが今日もレク開催
見てると本当に勉強になることばかりで
こんな素敵なレクができるスタッフさんが羨ましくなるほどです
なんと言いましょうか・・・
楽しく活動的な空間を創ることがとても上手で
そこに皆様が気持ち良く溶け込んでいただけるような
言葉の選び方にセンスがあるのです
ご入居の皆様にとって少しだけ非日常の【レクリエーション】
人間が人間らしく生きていくためには
衣食住が満たされていることがもちろん大切ですが
【刺激】も大切です。
よい刺激は心を明るくします
そして、お一人おひとりの性格や行動を熟知していないと
よいレクリエーションはできません。
声を出すこと。指を動かすこと。身体を動かすこと。
他者とコミュニケーションをとること。
そしてたくさん笑うこと。
レクはいいこといっぱい
今日・・お天気は悪いですが
アルファリビングの中は
明るい声と笑顔でいっぱいです
今日もお天気が冴えませんね・・・
ムシムシしたり、ひんやりする日があると
ご入居者様の体調も落ち着かないので心配な時期です。
日々四方八方に気を配り、少しでもいつものご様子と違う方は
すぐなんらかの対応をしなくてはいけません。
この【いつものご様子】を知っておくということが大前提ですので
ご入居者様お一人おひとりを
しっかり把握できていることが最も重要
どう関わらせていただくか・・・
タイミングや内容、方法・・・あらゆる角度から
アプローチさせていただきます。
そうして心と心が繋がる瞬間を
スタッフさんには感じて欲しいですし
それを喜びとしてほしいのです
その先には、F様のように
こんなに素敵な笑顔と出会えるのですから・・・
日々、誰かの生活に心から寄り添うということは
決してきれいごとばかりではありません。
苦しいこと、悲しいこと、たくさんあります。
でも事象には必ず原因があります。
その原因にたどり着き
解決や改善をしたその先の幸せを
私たちは知っているからこそ
この仕事が大好きなのでしょうね
F様今日も素敵な笑顔をありがとうございます
囲碁にロシア語、英語の勉強に芸能情報収集、時事問題への関心、
毎週の産直市場へのお出掛けと
趣味が多いM様
そんなM様が少し元気がない時がありました。
表情が浮かなく、何か言いたそうに何度も事務所の前を
行ったり来たり・・・
「Mさん、どうかなさいましたか?」と声を
掛けさせていただくと、待ってましたとばかりに
一目散に事務所カウンターにいらっしゃり
「そうなんだよ!聞いてくれる?解決してほしいことがあるんだ!」
お話を伺うと、いつもテレビで同じ時間に放送している
ロシア語教室がイタリア語教室に変わってしまっていて
自分はイタリア語に興味がないからとっても困っているとのことでした
「どうにかしてくれる??僕はとっても困ってるんだ」と・・・
体調がすぐれないことかと思っていたのでひと安心
さてさて・・・
放送時間が変更になっているのかも。と思い調べると
案の定、変更になっていました。
そしてそのテレビに関連するテキストも本屋さんに売っているので
その本屋さんに問い合わせ、在庫確認していただき
放送曜日と時間をお伝えすると、ぱぁ~っと表情が明るくなり
「そこまでしてくれたん!ありがとう~!感動だよ!
早速、テキスト買ってくるよ~」と
とってもいい笑顔を見せて下さいました
こちらこそそんなふうに喜んで下さって気持ちが温かくなりました
お困りごとや悩みは人それぞれ
見えている問題を解決して差し上げるのはもちろん、
その先にもきっと何か私たちにもできることはあるはずなので
そこを探していきたいです。
私たちもそうですけど
【感動】できる生活ってなかなかないです。
(子どもが小さい時の運動会なんかは感動の嵐でしたけどね(笑))
日常の中のほんの小さなことでも
感謝や感動できる素直な心でありたいなぁ・・・と
この仕事を通じて思います
今日も雨・・・ですね~
百間町のご入居者様は朝から台風の話題が多く
ソワソワされています。
窓から空を眺めては「大丈夫かな~?」
「でもアルファリビングにいれば大丈夫
建物は頑丈だしイザというときにはここの職員さんが
ついてくれてるんやし。」
というお声がご入居者様から多く聞こえてくるようになり
と~っても嬉しいです
その安心感がずっとずっと続くようにスタッフ皆頑張りますよ~
そんんこんなで今日は外出も控え
手指の運動脳の運動
真剣に色を考え、選び、塗っていきます。細かい作業です。
ひとくちに【塗り絵】といっても奥は深いのでございます
「ここはどうしようか?」
「それはこの色が合うんじゃないのかな?」
など、会話のきっかけもできたりします。
そして色を塗っている時はたいてい皆様没頭されており
無心です。
またこの【無心になれる】というのがいいんです。
日常の雑念が取り除かれ、リラックスできるから。
脳って案外酷使され
毎日、頑張っているんですよね・・・
脳を休め、心を休め
そうすることでまた私たちはリフレッシュできます。
ご入居者様も同じです。
イライラしたり、落ち着かない時は
【今、夢中になれるもの】に意識を向けて差し上げると
驚くほど穏やかな表情や行動に変わって下さいます。
そうゆうふうにいつも目を離さず
心も離さずしっかりと寄り添っていきたいです
昨日の夜のことでした。
「あらっ?このおばけみたいなん、何かいの?」
「ほんまやね~なんだろう?かわいいけどな。」
「何かこの飾りに意味があるんかな?」
「ちょっと、あの人に聞いてみようか?」
「そうしよう。そうしよう。」
・・・と日課である事務所前でのおふたりの
ヒソヒソ会話(といってもお声は大きいのですけどね(笑))が
今日も聞こえて参りました
そういえば去年もハロウィンの話題が出て
説明させていただいたのですが
皆様「なんでそんなんを日本でするんな?」と
「?」がいっぱいだったなぁ・・・
そりゃそうですよね。
私たちの年代でも
いまひとつピンとこないのに
ご入居者様は何のことやらわからなくて当然です。
【かわいらしいかぼちゃのおばけ】の前で
日本のイベントの話題になり・・・
ひなまつりや端午の節句、お盆にお正月の思い出話に
花が咲きました
お一人おひとり違う思い出があり
それは全部自分の中に吸収されていて
それらを抱えて今を生きています。
楽しかったこと。
苦しかったこと。
悔しかったこと。
誰しもたくさんの思い出があることでしょう。
でも、人ってそこで立ち止まったままではないですよね。
時間や新しい出会いや出来事、そんなことが積み重なり
いろんな色を塗り重ねるように
人生に厚みと深みをもたらします。
そして誰しもが誰かに必要とされているのです。
そんな素敵なご自分の道を歩んでいらっしゃるご入居様。
自分もそうありたいものです・・・
ご入居者様とお散歩中に
商店街に飾られている書道パフォーマンスの作品・・・
ご入居者様が「あれ何?」と不思議そうに眺めています。
「あれは書道パフォーマンスといって音楽に合わせて
大きな筆で大きく字を書いていくものなのですよ」と
説明させていただきましたが
「なんでそんなんするんな?なのためにするんな?」と
さらに突っ込まれ
う~ん・・・
「部活動みたいなものですかね・・・」
あ~・・・苦しい説明をしてしまったなぁ・・・と思っていると
「あ、そうなんや。こんなんすごいな」とあっさり(笑)
そこからは書いてある文言について
「努力の向こう側に笑顔あふれる明日があるってええこと書いてあるなぁ」
などなど、話も弾み
結局「若いってことはいいことやな~(笑)」で締めくくりました
ほんとに若いって素晴らしいですよね。
無限の可能性を活かせることにチャレンジでき
気力に満ち溢れ、ものすごく元気だし
子ども達を見ているとこちらまでエネルギーをもらえますよね
いろいろなところが具合悪くなりながらも
頑張れるのはいいことだと
しっかり自分に言い聞かせ(笑)
今日も明日も勇往邁進