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2016年6月
6月ですね~
早いものですね~梅雨時期がやってきますね~
(梅雨のジメジメ感が嫌だなぁ・・・ )
さてさて、毎週水曜日は恒例の
仲南町産直市が片原町商店街で賑わいをみせる日です
百間町のご入居者様の中でも特別
とっても楽しみにされているM様という方は
毎水曜日の決まった時間に必ず産直市へ出かけます
「決まった時間に決まったことをせな気がすまんのや~」と
にっこり笑顔でお出掛けされます
【ご自分で決めた時間に自由に外に出て好きなものを買う】
当たり前のようなことですが
当たり前にできない方もいらっしゃいます・・・
そんなお話を時々M様と話込みます。
「 自分の足で歩けてこうしていろいろ行けることができて
僕は幸せなんだと思う」
「人間って欲のある生き物だけど欲にまみれてしまうと
自分がいかに幸せかを忘れるんだ。
そうゆう人は心身ともにいつかは苦しみがやってくるよ」
「でも煩悩あれば菩提あり。だよ、真鍋さん」
と・・・話の終わりには
いつも気持ちよくピシッと締めくくって下さいます。
(迷いがあるからこそ
悟りを開けるのか・・・う~ん・・・さすが!深い!)
そろそろエアコンが必要な時期に突入します
百間町は50部屋ございます。
一度にはできませんが
少しずつ各お部屋のエアコンの清掃にスタッフがお伺いしています。
もう毎年のことなので百間町スタッフは清掃も
プロのような仕上がりです(笑)
その様子をご覧になっていた
ご入居者様から
「できることあったら手伝うのに」
「もう~遠慮せんの~」
「なんかすることなかったらボケてしまうからな~」と
積極的にお手伝いしてくださいました(ありがたいことです)
ご入居者様と共に何かをさせていただくことって
心の距離が近くなったような気になります
そしてご入居者様も役割を発揮することで
自分自身の存在価値として自信にもなり
イキイキとされます
そして良い感情が残ります。
そんな良い感情が積み重なっていくよう
関わっていきたい。
寄り添っていきたい。
不安やストレスが少しでも
減り【安心】な気持ちが増えますよう・・・
アルファリビングを
そんな生活の場にしていきたい・・・
なんだか、朝はひんやり
昼は暑く・・・しんどくなる時候ですね~
そんなしんどさを吹き飛ばすような
元気な歌声が食堂から聞こえてきます
童謡の【ふるさと】や懐かしい歌が次々と聞こえてきます。
【ふるさと】は聞くと思わず口ずさみ
そして必ず
楽しかった小学校の頃を思い出します
こうして皆、昔を懐かしむんだろうなぁ・・・
時々は過去を懐かしみながら
前に前に進んでいきたいですよね
「あの時もっと頑張って頑張ってたらよかった」とは
思いたくないので
その時その時を一生懸命、誠実にがんばろうって
【ふるさと】をいい調子で口ずさみながら
改めて思いました(笑)
百間町のサービスリーダーが
とっても素敵な写真を撮ってくれていました
朗らかにお話が弾み
笑い声が写真を見ているだけでも聞こえてきそうです
どなたもご入居したばかりの頃は
どこか不安そうな表情が消えず
常にスタッフのそばにいないと落ち着かない感じでしたが
最近では本当に
アルファでの生活に慣れて下さったなぁ・・・という
場面が多々見受けられます
【新しい場所での生活】は高齢者にとったらどんなに
不安なことなんだろう・・・といつも想像を巡らせます。
生活の場が丸ごと違う場所に移ってしまう不安・・・
そんな高齢者の方の負担を一日でも早く
軽減できたらと思っています。
今まで暮らしてきた地域での関係を断ち切らないことや
衣類や家具などの生活用品は使い慣れたものを
ご持参していただいたりと
工夫は必ず必要です。
あとは私たちがどれだけ心から寄り添えるか。
【寄り添う】ことにも技術は必要です。
その技術をスタッフひとりひとりが自分のものとし
ご入居の皆様やご家族様が安心できる生活の場を
私たちがさらに磨きをかけて創り上げていきます
今日も皆で
お掃除タイム
スタッフが必死になって埃をとったり
磨いていると
「掃除と片付けって疲れ具合が違うんやって~」と
百間町の雑学王(笑)T様が嬉しそうに話しかけてきて下さいました。
「掃除は何も考えずにさっとできるらしいんやけど
片付けっていうんは片付ける場所を考えたり
仕分けしたり脳をすごく使うらしいで~脳が疲れるらしいで~」と
ニコニコしてお伝えしてくださるのですが
T様・・・片付けがとっても苦手(笑)
物を捨てられないのでドンドンお部屋に
いろいろなものが溜まっていきます。
そしてイザ、必要なものを探す時に
全く探し出せない時が多々あります
「よしっじゃあ今度はT様のお部屋を片付けましょうか」と言うと
「いや・・・僕の部屋はあれでええんや~汚いほうが落ちつくんや~」と
そそくさとお部屋に戻ってしまいました(笑)
いつかはT様のお部屋の【片付け】チャレンジしようっと
O様のお誕生日は6月4日でしたが
2日後に健康診断等の検査が行われる予定だったため
食事制限をしておりました。
検査も無事終わり
昨日、お誕生日のお祝いに大好きなスイーツのプレゼント
素敵な笑顔でしょ~ ↑↑
スタッフからのバースデーカードも声に出して
読んで下さり
「いやぁ~長いこと生きよるな~我ながらすごいなぁ」と
ニッコリ微笑んで下さり、こちらもとても嬉しかったです。
改めて、ご入居者様おひとりお一人の生きる力を
私たちは引き出せているのだろうか・・・と
ふと思いました・・・
ご高齢になると
足腰が弱くなり
自転車や車にも乗れなくなり
出かけることも少なくなり
病院へ通うことが多くなり・・・
そんなご高齢の方に対して
何か楽しいことをして差し上げないと・・・といった偏った考えに
囚われることもあります。
そんな話をO様と話していると
「特別なことより、ここで普通の生活ができればええんや」と
いつもの笑顔でおっしゃいました。
そうだ・・・
穏やかに生活ができることが幸せなんだ
住み慣れたところで
生活すること。
それが持続できること。
そのために私たちが存在するんだ。と
いつもご入居者様が気づかせてくれます。
皆様、いつもありがとうございます
百間町の玄関にこの時期らしいお花が登場です
スタッフさんが自宅の庭からアルファの玄関にと
持ってきてくれました
そのお気持ちがとても嬉しかったです♪
そのスタッフさんは本当にお花が「好き」なんだろうなぁと
思う場面が多々あります。
情熱を傾けられるものがあるって
ちょっぴりうらやましい~
百間町は人の出入りが多いので
あじさいが多くの方の目を楽しませてくれます
植物は知らず知らずに人の心を癒してくれて
元気もくれますよね~
疲れている時ほど
花がふと目に入ると
気持ちが暖かくなったり
穏やかになります
これからも
常にお花がある玄関にしていきたいです