お役立ちコラム

認知症の進行に伴い、自宅での介護が難しくなることが予想される中、適切な老人ホーム(介護施設)への入居を検討することは重要です。本記事では、認知症の方が入居できる主な老人ホームや介護施設の種類と特徴、そして入居タイミングや選び方について解説します。

認知症の方が入居できる老人ホーム(介護施設)の種類と特徴

認知症の方が入居できる老人ホーム(介護施設)には、主に以下の4つの種類があります。

  • 特別養護老人ホーム(特養)
  • 介護付き有料老人ホーム
  • グループホーム
  • サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)

それぞれの施設は、異なる特徴やケア内容を持つため、認知症の進行度や個々のニーズに応じた選択が必要です。

特別養護老人ホーム(特養)

特別養護老人ホーム(特養)は、公的機関が運営する高齢者向けの施設です。介護度が高い方が優先して入居でき、食事や入浴、排泄といった日常生活全般の介護を提供しています。

公的機関のため事務手続きが多く、入居までに時間を要することがある点には注意しましょう。さらに、費用が抑えられる施設であるため希望者も多く、地域や施設によっては待機期間が数年という場合もあるようです。

また、認知症の進行や感染症によって集団生活が難しいと判断された場合は、入居を断られる、もしくは退去となる可能性があります。

施設情報 内容
対象者 原則として要介護3以上、65歳以上の方
スタッフ 介護スタッフが24時間常駐
主な提供サービス 生活援助・身体介護
看取りケア 可能
月額費用 およそ9万~15万円程度

介護付き有料老人ホーム

介護付き有料老人ホームは、民間事業者が運営する高齢者向けの施設です。対象者は、要介護認定を受けた65歳以上の方になります。

介護付き有料老人ホームでは介護スタッフが24時間常駐しており、夜間も安心して過ごせるのが特徴です。また、看護師などの医療従事者も24時間体制で勤務していることが多く、緊急時にも迅速に対応できる体制が整っています。

特別養護老人ホーム(特養)と同様に基本的には看取りケアが可能で、生活援助や身体介護、機能訓練など多様なサービスを提供しています。そのほか、機能訓練やレクリエーションが充実しているため、日々の生活に楽しみや生きがいを見出せるでしょう。

施設情報 内容
対象者 基本的に要介護認定を受けた65歳以上の方
スタッフ 介護スタッフが24時間常駐
看護師などの医療従事者も24時間常駐していることが多い
主な提供サービス 生活援助・身体介護・機能訓練
看取りケア 基本的には可能(対応できない施設もあり)
月額費用 およそ15万~30万円程度

グループホーム

グループホームは、認知症の方が9人以下の少人数で共同生活を送る民間事業者が運営する施設です。認知症の専門知識を持つ介護スタッフが24時間常駐し、生活援助や身体介護、機能訓練、認知症ケアを提供しています。

地域密着型のサービスであるため、住んでいる市区町村内の施設に限り入居可能です。居住地域の支援を受けながら、生活の質を維持できます。

看取りケアも受け入れている施設もありますが、医療依存度が高くなると継続が難しくなる場合があるため注意しましょう。

施設情報 内容
対象者 65歳以上の高齢者、医師から認知症の診断を受け、集団生活を営むのに支障のない方(居住地域限定)、要支援2または要介護1以上の認定を受けた方、施設と同一の市区町村に住民票がある方
スタッフ 認知症の専門的な知識を持った介護スタッフが24時間常駐
主な提供サービス 生活援助・身体介護・機能訓練・認知症ケア
看取りケア 受け入れ可
※ただし医療依存度が高くなると入居の継続が難しくなる
月額費用 およそ12万~18万円程度

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は、民間事業者が運営するバリアフリー対応の賃貸住宅です。日中は生活相談員が常駐し、安否確認を行ってくれるため、認知症の方が安心して生活できます。

ただし、老人ホームやグループホームのような介護サービスは提供されておらず、希望者は外部の介護サービスを利用する必要があります。スタッフが24時間常駐することもないため、必要に応じて外部サービスを組み合わせることが重要です。

施設によって認知症の方への対応は異なるため、入居前に確認するようにしましょう。

施設情報 内容
対象者 60歳以上の高齢者、基本的には自立可能な高齢者
※要介護認定を受けた人でも受け入れている施設もあり
スタッフ 日中のみ介護士や看護師が常駐
主な提供サービス 安否確認・生活相談
看取りケア 不可
※介護が必要になったり、介護度が進んだ場合退去要請の可能性あり
※最近は看取りや重度要介護高齢者も対応するサービス付き高齢者向け住宅もある
月額費用 およそ15万~20万円程度

入居施設でのケア内容

認知症の方が入居できる老人ホームや介護施設では、専門的なケアが提供されます。ここでは、具体的なケア内容について詳しく見ていきましょう。

認知症による症状への対応

入居施設では、認知症による症状への対応が受けられます。認知症の方が入居すると、初期には「帰宅願望」が現れることがあります。これは新しい環境に対する不安から来るもので、まずはその気持ちをしっかり受け止めることが大切です。

介護職員は「帰りたい」という声に耳を傾け安心感を与える言葉を繰り返すことで、入居者の心を落ち着かせます。また、徘徊やせん妄といった他の認知症の症状にも、専門的対応が可能です。

これらの対応により、入居者が新しい生活環境に徐々に慣れていけるよう支援します。

認知症の進行を遅らせるためのリハビリ

入居施設では、認知症の進行を遅らせるためのリハビリテーションも受けられます。認知症の進行は、リハビリテーションやレクリエーションなどによって緩和される可能性があるため、重要な役割を果たします。

施設で提供されるリハビリテーションやレクリエーションは、次のようなものです。

  • 介護職員のサポートを受けながら、家事や身の回りのことに取り組む生活リハビリテーション
  • 運動療法や音楽療法、園芸療法など、身体と心を活性化させるためのレクリエーション
  • 脳への刺激を目的とした脳トレやパズルといった活動

これらのリハビリテーションやレクリエーションを通じて、認知症の方がより良質な生活を送れるよう支援していきます。

食事の見守りや介助

入居施設では、職員が常に見守りながら、食事の介助を行っているのも特徴です。食堂や共用スペースではテーブルごとに職員が配置され、支援が届きやすい環境が整備されています。

なかには認知症の進行により、他の入居者の食事と自分のものを混同してしまう場合や、落ち着いて食事ができない場合があります。このような場合でも、職員が適切に介助し、入居者が食事を安全に摂れるよう配慮していきます。

認知症の方が施設に入居するメリット

認知症の方が老人ホーム(介護施設)に入居するメリットを解説します。

人と関われる

老人ホーム(介護施設)に入居することで、他の入居者や介護職員との日常的な交流の機会が持てることはメリットです。認知症の方にとって、日々の生活の中で人と関わることは、脳への刺激となり、進行を遅らせる一助となることが期待されます。

食事やレクリエーションの場での交流は、社会的なつながりを感じさせ、孤独感の軽減にも寄与します。こうした環境での生活を通じて、認知症の方が穏やかに過ごせる時間が増えることが期待されます。

専門的なケアを受けられる

老人ホーム(介護施設)に入居することで、専門的なケアを受けられる点もメリットです。特に特別養護老人ホーム(特養)や介護付き有料老人ホームでは、24時間体制で介護サービスが提供されています。在宅での24時間ケアは大変ですが、施設では複数のスタッフが常に対応しているため、深夜にトラブルが発生しても安心です。

また、老人ホーム(介護施設)では栄養士が考案した栄養バランスの取れた食事が提供されるため、健康的な食生活を維持しやすく、体調管理にも役立ちます。さらに、施設のスタッフは介護のプロフェッショナルであり、一人ひとりに合ったケアプランを作成し実施してくれるため、入居者にとっても心強い存在といえるでしょう。

イベントやレクリエーションで意欲が引き出される

老人ホーム(介護施設)では日々の生活にさまざまなイベントやレクリエーションが組み込まれており、それらを通じて意欲が引き出される点もメリットのひとつです。

認知症になると、何事に対しても興味がなくなったり、ふさぎ込み無気力状態になることも珍しくありません。その状態が長く続くと、認知症の症状がさらに進行する原因になります。

施設でのイベントやレクリエーションを通じてふさぎ込んでいた気持ちが和らげば、新たな意欲が引き出されることがあります。それらは単なる娯楽ではなく、心身の健康を支える重要な役割を担っています

施設選びを開始するタイミング

認知症の方が老人ホーム(介護施設)に入居する際には、適切なタイミングで施設選びを開始することが重要です。将来に不安を感じ始めたときや、認知症の症状が進行したとき、または介護者が負担を感じ始めたときがそのタイミングの一例です。各タイミングの詳細について解説します。

将来に不安を感じたとき

認知症の方本人が将来に不安を感じたときは、施設選びを始める大切なタイミングです。認知機能や身体能力の衰えを本人が感じ始めたとき、自宅での生活に不安を抱くことがあります。

また、常に見守れる介護者がいない場合や、自宅の設備が体の状況に適していないと感じる場合も不安の原因となりえるでしょう。

これらの不安を感じたときは、施設への入居を検討するよいきっかけです。早めに情報を集め適切な施設を選ぶことで、将来の不安を軽減できるようになります。

認知症が進行したとき

認知症が進行したときも、施設選びのひとつのタイミングです。認知症が進行すると、判断力が低下し、日常生活での危険が増えることがあります。

たとえば、ガスの消し忘れや道に迷うといったリスクが高まります。このような状況が続くと、本人だけでなく家族にも大きなストレスがかかるでしょう。

そういった場合には、施設への入居を考えることもひとつの手です。施設では、専門的なケアが受けられ、安心して日常生活を送ることが可能です。

介護者が負担を感じたとき

介護者が負担を感じたときも、施設探しを始めるタイミングといえます。介護生活では介護者に肉体的・精神的な負担がかかるため、介護者が先に倒れてしまうケースも考えられます。そうなってしまっては元も子もありません。

施設に入居するタイミング

施設に入居するタイミングとしては、認知症の症状が進行し、要介護度が上がったタイミングが挙げられます。

現代の医療では、認知症の進行を完全に止めることは難しいですが、薬物療法やリハビリによって進行を緩和することは可能です。そのため、将来的には施設への入居を視野に入れつつ、病院やケアマネジャーなどの専門家に相談しながら準備を進めることが大切です。

さらに徘徊や被害妄想、暴言・暴力などの重度の症状が現れると、家族だけでの介護では肉体的にも精神的にも限界を迎えることがあります。

このような場合には、専門家のアドバイスを受けつつ、施設介護への移行を検討することをおすすめします。

認知症の方が入れる老人ホーム(介護施設)の選び方

認知症の方が安心して生活できる老人ホーム(介護施設)を選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。ここで紹介するポイントを押さえて適切な施設を選べるようになりましょう。

入居者同士の交流の有無

認知症の方が老人ホーム(介護施設)に入居する際、入居者同士の交流があるかどうかは重要なポイントです。交流があることで、認知症の進行を遅らせたり、症状を和らげたりする効果が期待できます。

ただし、施設によっては介護職員と入居者の間でのみ交流が行われ、入居者同士がただ同じ場所で生活しているだけという場合もあります。そのため、入居者同士で積極的に交流を行っているか、職員がその交流を促進しているかを確認することが大切です。

トラブル対応

認知症の方が入居する老人ホーム(介護施設)では、徘徊や入居者同士のトラブルが避けられない可能性があります。そのため、トラブルが発生した際に誰がどのように対応するのかを事前に確認しておくことが重要です。

特に、徘徊に対する対策が十分に取られているかについては、しっかりと確認しておきたいポイントです。たとえば、夜間における玄関の施錠がしっかりと行われているかどうかも確認しておきましょう。

施設の評判

評判も老人ホーム(介護施設)選びにおける重要な要素のひとつです。評判を知りたい場合には、ケアマネジャーに相談することで客観的な立場からの情報を得られます。

また、施設の近所の人や地域のコミュニティに評判を聞いてみることも有効です。実際に施設を利用した経験のある人からの口コミは、リアルな情報を得る手助けとなります。施設選びの際には、こうした評判を参考にしながら、慎重に検討することをおすすめします。

認知症のケア方針

老人ホーム(介護施設)における認知症のケア方針についても確認しておきましょう。認知症の方が入居する施設では、「パーソン・センタード・ケア」という考え方が重視されています。

この方針の特徴は、認知症の方を単なる患者としてではなく、一人の人間として尊重し、その方の視点や立場を理解したうえでケアを行う点です。こうした配慮によって、入居者は安心して生活でき、家族も信頼をもって介護を任せられます。

パーソン・センタード・ケアを実践している施設を選ぶことで、認知症の方がより満足した生活を送れるようになるでしょう。

有資格者の人数

老人ホーム(介護施設)を選ぶ際には、介護スタッフの中に認知症ケアの専門資格を持つ有資格者の人数を確認することが重要です。例えば、「認知症ケア指導管理士」といった専門資格を持つスタッフがいる施設では、認知症ケアの水準が高いと期待できます。

これには資格取得を奨励する施設側の姿勢も反映されており、認知症に対する取り組み方を確認する手段ともなります。

資格を持つスタッフが多いほど、安心して大切な家族を任せられるでしょう。

施設見学をする際のポイント

施設見学は、認知症の方に最適な環境を選ぶための重要なステップです。見学を通じて、施設の雰囲気や職員の対応、入居者の様子を直接確認できます。ここでは、見学時に注意すべきポイントを紹介します。

本人と一緒に見学する

施設見学の際は、本人と一緒に訪れることをおすすめします。本人が見学時に心地よく感じられれば、その後の入居の流れもスムーズになり、入居後の生活の質も向上するでしょう。

認知症の方は環境の変化に適応するのが苦手なため、見学時に施設の雰囲気やスタッフの対応を確認することで、本人の不安を軽減できます。

また、本人のライフスタイルを維持できるかどうかも重要なポイントです。慣れ親しんだ家具の持ち込みができるか、散歩や趣味活動を続けられるかを確認しましょう。さらに静かに過ごせる居室があるか、他の入居者と交流できる場があるかなども重要です。

職員の様子を確認する

施設見学の際には、職員の様子を確認することが重要です。職員は入居者の日々の生活を支える存在であり、彼らの対応や態度は入居者の安心感に直結します。

認知症の方は、周囲の人々の感情や表情に敏感に反応することがあります。職員が慌ただしく険しい表情をしていると、入居者に不安や緊張を与えてしまうこともあるため、見学時には職員が入居者に対してどれだけ丁寧に、そしてゆったりと余裕を持って対応しているかをチェックしましょう。

また、職員が笑顔で対応しているか、入居者とのコミュニケーション時に目線を合わせているかどうかも重要なポイントです。このような対応が見られる施設であれば、認知症ケアに期待が持てるといえるでしょう。

入居者の様子を確認する

施設見学の際には、入居者の様子をしっかりと確認することが大切です。まず、入居者が食事で汚れた服をそのままにしていないか注意しましょう。身だしなみが整っていない場合は、施設のケア体制に問題があるかもしれません。

また、入居者同士が交流しているかどうかもポイントです。入居者同士で関わり合えていない場合は、コミュニケーションの場が提供されていない可能性があります。

退去された事例を確認する

施設見学の際には、過去にどのような理由で退去された方がいるのかも確認してください。退去エピソードは、その施設のケア内容や方針を知る手がかりになります。

たとえば、暴言や暴力が原因で退去するケースが多い施設であれば、その対応や環境に問題があるかもしれません。一方、最期まで入居して亡くなる方が多い施設は、安心して長期的に過ごせる環境であることがうかがえます。暴言や暴力での退去が少ない施設であれば、さらに安心感が高まるでしょう。

認知症の方が入れる施設の探し方

認知症の方が安心して入居できる施設を探すことは、家族にとって大きな課題です。ここでは、認知症の方が入れる施設の探し方を紹介します。

主な方法は、次の3つです。

  • インターネットで検索する
  • 介護経験者に相談する
  • ケアマネジャーや地域包括支援センターに相談する

施設を選ぶための方法を知り、最適な選択をできるようになりましょう。

インターネットで検索する

認知症の方が入れる施設の情報は、インターネット上で多く提供されています。何から始めればよいか迷ったときは、まずは手軽にできる情報収集から始めてみるとよいでしょう。

インターネットで「認知症 老人ホーム」と検索すれば、施設の種類や特徴、入居条件についての情報を幅広く集めることが可能です。また、「認知症 老人ホーム ⚪︎⚪︎(地域名)」といった具体的なキーワードで検索すれば、住まいや希望する地域の施設情報についても知ることができます。

介護経験者に相談する

具体的な情報を知りたい場合は、実際に介護を経験し、家族が施設で暮らしている介護経験者の方の経験談を参考にするとよいでしょう。

たとえば、どのような施設がどの程度のケアを提供しているのか、入居後にどのようなサポートを受けられるのかといった具体的な情報を知ることができます。また、同じ悩みを抱えている方からのアドバイスは、施設探しの際の心強い指針となるでしょう。

施設の雰囲気やスタッフの対応など、インターネット上の情報ではわからない細かいポイントについても詳しく聞けるため、介護経験者が身近にいる場合はぜひ相談しましょう。

ケアマネジャーや地域包括支援センターに相談する

介護現場をよく知る、ケアマネジャーや地域包括支援センターに相談するのも有効な手段です。ケアマネジャーは、介護保険サービスの利用を支援する専門家であり、適切な施設選びやサービスの提案をしてくれます。

また、地域包括支援センターには社会福祉士や保健師といった専門家が常駐しており、介護や医療について多面的な支援を提供しています。施設選びに迷ったときは、専門家の意見を参考にしつつ、納得のいく方法を見つけましょう。

認知症の方が満足できる老人ホーム(介護施設)を選ぼう

認知症の方にとって、適切な老人ホーム(介護施設)を選ぶことは非常に重要です。認知症の方が入居できる施設としては、特別養護老人ホーム(特養)や介護付き有料老人ホーム、グループホームなどがあります。

施設選びの際には、専門的なケアが提供されているか、スタッフの対応が親切であるか、環境が快適であるかといったポイントをしっかりと確認しましょう。

本人や家族にとって納得のいく環境を見つけることが、安心して穏やかに暮らすための鍵となります。

あなぶきメディカルケア株式会社
取締役 小夫 直孝

2011年 4月 入社 事業推進部 配属 
2012年 4月 第2エリアマネージャー(中国・九州)
2012年11月 事業推進部 次長
2015年 4月 リビング事業部 部長 兼 事業推進部 部長
2017年 10月 執行役員 兼 事業推進部 部長 兼 リビング事業部 部長
2018年 10月 取締役 兼 事業本 部長 兼 事業推進部 部長
2023年 10月 常務取締役 兼 事業本部長 兼 事業推進部 部長