お役立ちコラム

超高齢化社会の日本では、介護に対する関心が高まっています。医療機関・民間企業などからさまざまな介護サービスが提供されており、要介護者はこれらを必要に応じて利用することができます。そんな介護サービスのひとつに訪問・通所系サービスというものがあります。なかでも広く利用されている訪問介護は、ヘルパーが利用者の自宅を訪れて日常生活のサポートをしてくれるサービスです。そんな訪問介護を利用するには、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。そこで今回は、訪問介護の利用料金についてご紹介します。

■訪問介護の利用条件とサービス内容

訪問介護の利用料金の前に、まずは訪問介護の利用条件やサービス内容についてご紹介します。訪問介護を利用したい場合は、「被介護者が要介護認定1~5に認定されている」という条件を満たす必要があります。要介護認定とはその人に介護が必要であることを判断するためのもので、申請すれば誰でもこの審査を受けることができます。介護が必要だと判断されれば、病状や体力などに合わせて要介護1~5のいずれかに振り分けられます。1が最も症状が軽く、5が最も重くなります。この要介護認定1~5を受けた人のみ訪問介護のサービスを受けることができます。なお、要介護のほかに要支援というものもありますが、要支援に認定された人は介護予防訪問介護という別のサービスを受けることになります。

訪問介護で受けられるサービスには、大きく分けて2種類あります。ひとつは身体介護サービス、もうひとつは生活援助サービスです。
身体介護サービスは、直接身体に触れて行う介護サービスのことです。トイレや食事の補助、お風呂介助、おむつ交換、外出介助などがこれにあたります。これに対して生活援助サービスは、日常生活の助けになるようなサービスを指します。食事の用意や洗濯、シーツ交換、買い物などが該当します。具体的なサービス内容はサービス業者によって変わります。
訪問介護サービスを依頼するときに留意するべきポイントとして「ヘルパーには、要介護者本人と直接関わることしか頼むことができない」ということがあります。たとえば生活援助サービスで食事の用意を頼む場合、「ついでに他の家族の分もお願いしたいな」と思うこともあるかと思います。しかし、訪問介護サービスでは要介護者本人の食事の用意しか頼むことができません。草むしりやペットの世話などもそう。本人に関係がないことは頼めません。場合によっては保険給付外のサービスで対応してくれることもありますので、どうしてもという場合は確認してみましょう。

■訪問介護の利用料金

介護費用イメージ

訪問介護は、サービスお利用に費用が発生します。基本的に訪問介護サービスの利用料金は、「サービス提供費用+その他の費用」で請求されます。サービス提供費用に関しては、それぞれのサービス内容と利用時間毎に定められています。身体介護と生活援助では料金が異なるため、何をどれだけ依頼するかによってサービス提供費用は変わります。2016年現在の目安金額は身体介護サービスの場合、20分未満は1回165円、20分~30分未満は245円、30分~1時間未満は388円、1時間~1時間半未満は564円、以降30分超過毎に+80円です。対して生活援助は、20分~45分未満で183円、45分以降は225円です。なお、これらのこの費用は介護保険の自己負担設定額が1割の場合です。

一方、その他の費用は緊急時など特定の条件によって加算されます。食費や日用品などは基本的に要介護者が全額自己負担します。

■利用前にはきちんと確認を

今回ご紹介したように、訪問介護の費用は求めるサービス内容・時間によって異なります。また業者によってサービス内容も異なるので、サービス利用前に希望条件と予算を必ず確認するようにしましょう。

あなぶきの訪問介護について

あなぶきメディカルケア株式会社
取締役 小夫 直孝

2011年 4月 入社 事業推進部 配属 
2012年 4月 第2エリアマネージャー(中国・九州)
2012年11月 事業推進部 次長
2015年 4月 リビング事業部 部長 兼 事業推進部 部長
2017年 10月 執行役員 兼 事業推進部 部長 兼 リビング事業部 部長
2018年 10月 取締役 兼 事業本 部長 兼 事業推進部 部長