お役立ちコラム

介護保険施設は、要介護認定を受けた方が、介護保険を利用して入居できる公的な介護施設です。
・特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)
・介護老人保健施設
・介護療養型医療施設
・認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
の4種類があり、それぞれ利用対象者や目的が異なります。

介護保険施設の特徴やメリット、各施設の違いについてご説明します。

■「介護保険施設」って?

介護保険施設では、施設サービス費に介護保険が適用されるため、利用者負担が1割となります。また、入所費は不要なので、民間の老人ホームに比べて費用を抑えることができます。

■4つの施設を一言でいうと

介護

①特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)

常に介護が必要で、住まいで生活するのが困難な高齢者のための生活施設

【対象者】
要介護3以上(要介護1・2でも、やむをえない理由がある方は利用可)
寝たきりや認知症など、常に介護が必要で、住まいでの生活が難しい方

【サービス内容】
食事・入浴・排泄といった日常生活の介護、リハビリなどの機能訓練、バイタルチェックなどの健康管理、レクリエーションや相談援助など

【医療について】
医師が常勤しているとは限りませんが、看護職員3名以上の配置が基本であり、介護職員は入所者3人に対して1人以上配置されます。

【居室の特徴】
多床室(4人部屋)またはユニット型個室

【入居期間】
長期の入所が可能で、終のすみかにもなります。

②介護老人保健施設

医療ケアと介護を受けながら、住まいでの生活復帰を目指す高齢者のための、リハビリ施設

【対象者】
要介護1以上
入院治療の必要はないが、リハビリ、看護、介護を必要とする方

【サービス内容】
医療従事者によるリハビリテーション、診察・投薬・検査などの医療ケア、食事・入浴・排泄といった日常生活の介護、レクリエーションや相談援助など

【医療について】
医師が常勤。傷病後に必要な看護やリハビリが受けられます。

【居室の特徴】
多床室(2名以上)、従来型個室、ユニット型

【入居期間】
在宅復帰を目指す施設なので、原則3ヶ月まで

③介護療養型医療施設

重度の介護や医療ケアが必要な高齢者のための、長期療養施設

【対象者】
要介護1以上
病状は安定しているが慢性疾患があり、長期的な療養が必要な方

【サービス内容】
療養上の管理・看護、食事・入浴・排泄といった日常生活の介護、機能訓練、ターミナルケアなど

【医療について】
病院の中に設置されており、手厚い医療ケアが受けられます。

【居室の特徴】
多床室が中心です。

【入居期間】
状態が改善するまで

④認知症対応型共同生活介護(グループホーム)

認知症の高齢者のための、少人数で家庭的な共同生活施設

【対象者】
要介護1以上
認知症の症状がある方(常時見守りが必要な重度なケースは除きます)

【サービス内容】
食事・入浴・排泄といった日常生活の介護、機能訓練など。
家事などは、入居者とスタッフが共同で行うよう努めるのが原則です。

【医療について】
協力医療機関が定められています。

【居室の特徴】
ユニット型個室、1住居の定員は5~9人です。

【入居期間】
病気や認知症の悪化により共同生活が難しくなると、退去せざるを得なくなる場合があります。

■地域密着型の介護保険施設について

上記4つの介護保険施設のうち、④の「認知症対応型共同生活介護(グループホーム)」は、地域密着型介護サービスです。
市区町村が指定・監督しているため、原則として、入居できるのはお住まいの市区町村にあるグループホームのみとなっています。
なお、④の「認知症対応型共同生活介護(グループホーム)」のほか、①の「特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)」にも、地域密着型の施設があります。入所定員は30人未満で、よりアットホームな雰囲気があり、地域や家族との結びつきを重視した運営が行われることが特徴です。

あなぶきメディカルケア株式会社
取締役 小夫 直孝

2011年 4月 入社 事業推進部 配属 
2012年 4月 第2エリアマネージャー(中国・九州)
2012年11月 事業推進部 次長
2015年 4月 リビング事業部 部長 兼 事業推進部 部長
2017年 10月 執行役員 兼 事業推進部 部長 兼 リビング事業部 部長
2018年 10月 取締役 兼 事業本 部長 兼 事業推進部 部長