お役立ちコラム

日本の高齢者福祉は、1963年に制定された老人福祉法から始まりました。これにより、特別養護老人ホームの創設や、ホームヘルパーの法制化が行われました。その後も1970年代に老人医療費の無料化、1980年代に老人保健法の制定やゴールドプランの策定、1990年代に新ゴールドプランの策定など、さまざまな政策が行われてきました。そして2000年、介護が必要であってもできる限り自立した生活を送れるよう社会全体で支える仕組みとして、介護保険制度が施行されました。
とはいえ、これまで介護に携わってこなかった人からすれば、介護保険がどのような意味を持つのかわからないこともあるでしょう。そこで今回は、将来介護をしなければならない状況になったときのために、介護保険制度についてご紹介します。

■介護保険制度とは?

介護保険制度は、介護を必要とする本人はもちろん、その家族も同様に社会全体で支えていくために制定された制度です。介護保険に加入していれば、介護が必要だと判断されたときにいつでも介護サービスを受けることができます。
現在は健常な方であってもいずれは介護を必要とする可能性があるため、「現在介護が必要な方」だけに負担を強いるのではなく、これから必要になるかもしれない方も含めて負担を分担していくという制度になっています。そのため、介護保険は被保険者が支払う保険料が50%、税金が50%という割合で運営されています。
介護保険の被保険者には2種類があり、それぞれ第1号被保険者、第2号被保険者と呼ばれています。第1号被保険者は65歳以上の高齢者、第2号被保険者は40歳以上65歳未満で医療保険に加入している方です。

■介護保険サービスを利用できる条件

条件

介護保険制度は、前述のとおり被保険者の方の保険料と税金によって運営されています。しかし、この介護保険制度は被保険者であれば誰でもサービスを利用できるというわけではありません。介護保険制度のサービスを受けるには、条件があります。
65歳以上の高齢者の場合、要介護状態あるいは要支援状態であれば介護保険サービスを受けることができます。要介護状態は介護を必要としている状態、要支援状態は日常生活を行うのに支援が必要な状態を指します。ただし、単に必要と感じているだけでなく、実際に要介護認定や要支援認定を受けなければなりません。
40歳以上65歳未満の方の場合、特定疾病によって要介護状態、要支援状態になると介護サービスを受けることができます。ここでいう特定疾病は全部で16種類あり、脳血管疾患やパーキンソン病、骨折を伴う骨粗しょう症、慢性関節リウマチ、初老期における認知症、慢性閉塞性肺疾患、糖尿病性の神経障害・腎症・網膜症、末期がんなどがあげられます。

■介護保険で受けることができるサービスの種類

介護保険制度を利用して受けることができるサービスには、施設サービスと居宅サービスの2種類に大別されます。
施設サービスは、長期の滞在を伴う介護施設の利用全般を指します。一般的な有料老人ホームや特別養護老人ホーム、介護療養型の医療施設などが含まれています。デイサービスやデイケアなど日帰りで利用する施設の場合は、後述する居宅サービスに含まれます。
居宅サービスは、自宅にいながら受けることができる介護サービスを指します。訪問介護や訪問入浴介護、短期入所生活介護、福祉用具のレンタルなどが含まれています。また、特殊な例としては居宅とみなされる施設で受ける介護があります。たとえばグループホームや小規模多機能型居宅介護などがこれにあたります。

40歳以上の方は必ず介護保険料を払うことになっていますが、これは将来介護が必要になったときに必要なサービスを受けるための準備です。現在支払っている方も、これから支払うことになる方も、忘れずに支払うことが大切です。

実際のご相談は、お近くの老人ホームまでお問い合わせください。
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あなぶきメディカルケア株式会社
取締役 小夫 直孝

2011年 4月 入社 事業推進部 配属 
2012年 4月 第2エリアマネージャー(中国・九州)
2012年11月 事業推進部 次長
2015年 4月 リビング事業部 部長 兼 事業推進部 部長
2017年 10月 執行役員 兼 事業推進部 部長 兼 リビング事業部 部長
2018年 10月 取締役 兼 事業本 部長 兼 事業推進部 部長