お役立ちコラム

老人ホームの情報はホームページやパンフレットにも掲載されていますが、そこには書けない情報も当然ながらあります。そうした情報が掲載されているのが、重要事項説明書です。重要事項説明書は契約書や規約のように細かな文字で書かれているため、つい見落としてしまうこともあるといいます。ですが、この重要事項説明書をしっかりとチェックしておかないと、入居後に大きなトラブルに発展してしまうこともあるのです。今回は、重要事項説明書のチェックすべきポイントについてご紹介します。

■「重要事項説明書」は必ず熟読すること

重要事項説明書

重要事項説明書には、サービスの内容や料金をはじめ、会社情報、建物の概要、職員体制といった重要事項について詳細に書かれています。この重要事項説明書は、老人ホームに入居する際の重要な資料です。これから入居しようとしている老人ホームのあらゆることに納得した上で入居するために、欠かせないものです。「字が小さくて読みにくい」「文章が堅苦しくてわかりにくい」などといわずに、しっかりと熟読するようにしましょう。

老人ホーム側としては、入居者は重要事項説明書を読み、納得した上で入居を決めたと判断しています。入居後にトラブルになった際に「重要事項説明書に記載されていたとおりに」といわれてしまっては、入居者側は何もいうことができません。老人ホームの入居契約の際は必ず目を通し、疑問点などは質問するようにしましょう。

■重要事項説明書をチェックするポイント

チェック

重要事項説明書をチェックするときに、意外と見落としがちなのが運営会社に関する情報です。老人ホームは、大切な家族が終の棲家とするかもしれない場所です。入居を決めたホームが、寿命をまっとうするまで健全な経営を続けることができるかどうかも、判断する必要があります。その判断材料として、施設運営会社のことをきちんと調べることも大切なポイントといえるでしょう。

また、入居後に要介護度が上がった場合、住み替えや施設からの退去を求められるケースがあります。そうした場合の対応についても書かれているので、きちんと読んでおく必要があります。特に退去時の返還金算定方法など、トラブルになりやすいお金がらみのことはよくチェックしましょう。契約にあたっての権利形態や、介護保険制度を利用して使える介護サービス、月々の利用料金なども細かく書かれているので、しっかりと目を通しておきましょう。

 

老人ホームへの入居を検討するタイミングは、比較的入居を急ぎたいケースが多いようです。しかし、慌てて「とりあえず」と入居を決めてしまうことは、絶対に避けましょう。終の棲家になるかもしれないという認識で、入居者本人も家族も納得の上、入居することが大切です。これから生活のサポートをお任せする職員の方たちや施設の設備、サービスの内容、そして大切な料金のことなどをしっかりとチェックするために、重要事項説明書は大切な役割を担っています。

あなぶきメディカルケア株式会社
取締役 小夫 直孝

2011年 4月 入社 事業推進部 配属 
2012年 4月 第2エリアマネージャー(中国・九州)
2012年11月 事業推進部 次長
2015年 4月 リビング事業部 部長 兼 事業推進部 部長
2017年 10月 執行役員 兼 事業推進部 部長 兼 リビング事業部 部長
2018年 10月 取締役 兼 事業本 部長 兼 事業推進部 部長