お役立ちコラム

資産形成の方法としては、株式やFXなどがよく話題にあがります。しかし、これらは相応のリスクがあるため、老後の資産形成としては少しハードルが高いともいえます。そこでおすすめなのが、リスクが低く初めて投資をするという方でも利用しやすい個人向け国債です。国が発行する個人向け国債は、日本という国がある以上は債券が100%保証されます。注意点にもふれながら、個人向け国債のメリットについてお伝えします。

 

■個人向け国債って何?

個人向け国債とは、国が個人に向けて行う借金です。国が個人からお金を借り、お金を貸した個人は国から利子を受け取ります。この利子で、老後の資産形成を行います。

個人向け国債は銀行をはじめ、証券会社や郵便局での手続きが可能です。個人向け国債には3つのタイプがあります。

 

・変動10年のタイプ:実勢金利があがれば、受け取る利子も上がる性質があります。これから金利が上昇すると見込んだ方におすすめです。半年に一度、金利が見直されます。
・固定5年のタイプ:満期までの期間が5年、金利は固定です。
・固定3年のタイプ:満期までの期間が3年、金利は固定です。

固定3年や固定5年の場合、金利が一定なので満期時における受取利子の総額の計算が、契約時に分かります。仮に金利が下落しても、この契約における金利は固定なので安心です。

 

■個人向け国債のメリットとは?

個人向け国債の最大のメリットは、リスクが少ないことです。日本がなくならない限り元本が保証されているため、安全性は非常に高いといえます。買い付け時の手数料が無料であることも、リスクの低減に役立っています。

また、購入金額による制限がないことも個人向け国債の大きなメリットです。例えば株式投資の場合、1株から購入することもできますが、単元未満株となるため売却時に制限がかかるなど大株主と同じ条件で取引することができません。一方個人向け国債の場合は1万円から購入することができ、購入した金額によってなんらかの制限がかかることもありません。

このほか、個人向け国債の金利はメガバンクの定期預金などと比較して高いため、これまで定期預金で老後の資産形成をしてきたという方は個人向け国債に乗り換えることでより効率よく資産形成が行えます。

 

■デメリットもおさえておく~リスクを避けるために

老後の資産形成の手段として安全・安心だといわれている個人向け国債であっても、投資の仕方によってはデメリットがあります。それは中途解約することです。中途解約してしまうと、額面と経過利子の合計額から差し引かれる金額が発生してしまいます。

差し引かれる金額は10年変動、固定5年、固定3年のいずれも同じで、直前2回分の利子相当額×0.79685となります。個人向け国債は1年経過すれば解約することができますが、解約すると直前2回分の利子の約8割が差し引かれるため、すぐに解約するとほとんど利子が受け取れないこととなります。そのため、個人向け国債で老後の資産形成を行う場合、途中解約しないようプランを考える必要があります。

仮に3年で解約する可能性がある場合には、固定5年で中途解約するよりも固定3年を満期まで保有しておいたほうがいいのです。

 

■老後資産にはリスクを最小限におさえた個人向け国債がおすすめ

余剰資金があれば、株式、投資信託、不動産投資、FXなど、お金を増やす手段が使えます。ですが、教育費、住宅費などで日常の資金面に余裕がない場合の老後の資産形成においては、リスクは極力避けたいものです。個人向け国債はリスクを非常に小さく抑えられる商品なので、老後の資産形成として検討してみてはいかがでしょうか。

ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。

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