お役立ちコラム

日本では高齢化の影響もあり、一人暮らしの高齢者が増加傾向にあります。そうした現状のなかで気になるのは、高齢者の一人暮らしの危険性です。心身ともに健康であれば一人暮らしをしても安心できますが、一人暮らしをしているときに認知症を患った場合などは不安であるといえます。いつまで一人暮らしができるのか、認知症を患うとどんな問題が起こるのかは、親が一人暮らしをしている場合には気になるものです。

そこで今回は、高齢者がいつまで一人暮らしができるのかの判断や、認知症を患った場合にどういった問題が起きるのかについてご紹介します。

 

■高齢者の一人暮らしはいつまでできる?

高齢者がいつまで一人暮らしができるのかは、いくつかのサインから判断できます。仮に軽い認知症を患ったとしても、こうしたサインが見られない場合には、定期的に様子を見るなど注意しておけば一人暮らしが可能なこともあります。例えば、以下のようなサインは要注意です。

 

・火の管理ができない
一人暮らしをしていると、火の管理も自分で行わなければいけません。例えば日常の料理や仏壇のろうそく、冬であればストーブなどの管理があります。こうした火の管理を忘れてしまう場合は、火事や一酸化炭素中毒などの危険性があることから一人暮らしは難しいといえます。

 

・なんでも口に入れる
認知症が進むと、食べ物ではないものを口に入れるようになります。例えばゴキブリなどを駆除するためのエサや腐ったご飯など、健康に著しい悪影響を与えるものも口に入れてしまう可能性があります。こうした兆候が見られる場合には、一人暮らしは難しいといえます。

 

・徘徊する
徘徊も、一人暮らしの可否を判断するサインのひとつです。家族と同居している場合には万が一徘徊していてもすぐに探すことができますが、一人暮らしの場合はそうはいきません。屋外は屋内に比べて格段に危険が多いため、徘徊も注意すべきポイントなのです。

 

■一人暮らしで認知症を患った場合の問題点

一人暮らしで認知症を患った場合、単に一人暮らしを継続することが難しくなるというだけでなく、さまざまな問題が発生します。問題点としては、以下のようなものがあります。

 

・薬を飲み忘れるなど健康面での不安
一度に飲む薬の量を把握できない、何度も飲んでしまう場合などは、命に関わる事故が起きることが予想されます。また、夏や冬は室温の調整を行わなければ健康に悪影響を及ぼしますが、認知症の場合はこういった適切な調整ができなくなります。

 

・近隣住民とのトラブル
認知症になると、物事の善し悪しがわからなくなったり、被害妄想をしたり、幻覚を見たりといった症状が発生する可能性があります。こうした症状は人間関係を悪化させる要因になり、近隣住民とのトラブルの原因となることもあります。

 

・認知症の進行に気づかない
家族と同居している場合は、家族からの証言によって認知症であることを認識することができます。しかし、一人暮らしの場合は何かがおかしくても指摘する人がいないため、自身が認知症であることや認知症が進行していることに気づくことができないのです。

 

こうした問題点があることから、高齢者が一人暮らしをする際には十分な注意が必要だといえます。

 

■認知症の社会的問題

上述したように、高齢になると認知症の危険性があることから、一人暮らしをさせるのは不安に感じることもあります。家族と同居できれば問題ありませんが、それが難しいケースもあります。そのような場合、老人ホームの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

老人ホームではスタッフがしっかりと見守ってくれるため、認知症を患ったとしても一人暮らしのように危険な状況になることはありません。異変についても把握することができるため、認知症の発症や進行をいち早く感じとることができます。他の入居者とのコミュニケーションも高齢者にいい影響を与えるため、高齢の親の一人暮らしに悩んでいる場合には老人ホームの利用を検討してみることをおすすめします。

ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ・
資料請求はこちら