お役立ちコラム

葬儀は、故人を天国へ送り出す大切な儀式です。現在は終活の一つとして、生前に自身の葬儀を行う葬儀場を決定する人も増えています。生前に決定しておくことで、遺族が慌てて葬儀場を探さなくてよくなるため、遺された方の負担を軽減することができます。そこで今回は、一般的な葬儀場の種類と、終活で葬儀場を探す際に重視すべき選択のポイントについてご紹介します。

 

■斎場の種類

斎場は主に6種類あります。それぞれの特徴についてご紹介します。

 

  • 公営斎場
    公営斎場は、市や区といった自治体が運営管理している斎場です。ほかの斎場に比べると、格安で使用することができます。公営斎場の場合、基本的に斎場側から葬儀社の指定を要求されることはありません。火葬場が併設されていることもあり、その場合は霊きゅう車などを手配する必要もありません。公営斎場を安く利用するためには、故人または喪主が斎場を管理している自治体に所属している必要があります。自治体に所属していない人が使用する場合は割高の料金を要求される可能性があり、斎場によっては使用を断られることもあります。
    これらの長所から希望者が非常に多く、順番待ちが発生することがあります。また、交通の便が悪い場所に建てられていることが多いため、参列者は車での移動が必要になることも多々あります。

 

  • 貸斎場
    貸斎場の場合、公営斎場よりも費用は高くつきます。しかし数が多いことから順番待ちが発生することはめったにありません。人通りが多い場所に建てられていることが多く、バスや電車などの交通機関を使って訪れることもできます。葬儀社の選択の自由もあり、斎場側から指定されることは少ない傾向にあります。

 

  • 菩提寺
    菩提寺での葬儀は檀家に限られます。故人が生前信仰していた宗教の儀礼に沿って故人を送り出すことができます。菩提寺は古くから付き合いがあることが多く、気軽に葬儀について相談することができます。ただし、葬儀社が定められていたり、自由な葬儀が行えなかったりと、制限が設けられることが多くあります。

 

  • 葬儀社の斎場
    葬儀社が運営している斎場の場合、基本的に葬儀設備が整っています。なかには食事の会場や宿泊施設を提供している斎場もあり、スムーズに段取りを進めることができます。葬儀社が運営している斎場ということから、運営元の葬儀社で葬儀を行う場合にのみ利用できます。

 

  • 自宅
    自宅で葬儀を行うケースもあります。しかし、葬儀を執り行うための部屋の掃除をしたり、家具を動かしたりしなければいけません。場所を借りる必要がないため、葬儀場の費用はかかりません。葬儀社の選択も自由であるため、故人が生前最も長く過ごした場所で送り出すことができます。

 

  • 公民館・集会場
    自治会館やマンションの集会場などを使用して葬儀を行うこともできます。故人の自宅近くの公民館や集会所を利用できれば、親交のあった近所の方々に参列してもらうことも可能です。費用も、ほかの斎場に比べて抑えることができます。

 

■選び方のポイント

自身の葬儀の斎場を選ぶ際には、終活でしっかりと自身の葬式について考え、その考えを家族に伝えておく必要があります。遺言状やエンディングノートに記しておくことも、ひとつの手です。葬儀場を決定する際に重視する点としては主に、「場所」「費用」「会葬者の人数」の3つがあります。

 

  • 場所
    葬儀場を決定するうえで、「場所」は最も大事なポイントです。斎場を使用するのか、お寺がいいのか、それとも自宅がいいのか。お寺の本堂での葬儀をしたいけど壇家契約がまだ済んでいないという方は、生前に壇家となる必要があります。

 

  • 費用
    費用を安く済ませるならば、「自宅」や「集会場」、「公営斎場」での葬儀が適しています。

 

  • 会葬者の人数
    家族葬でひっそりと葬儀を行うことを考えている場合は「自宅」、大勢での葬儀を考えている場合は収容人数が多い「貸斎場」や「葬儀場の斎場」が適しています。

 

以上を参考にして、終活の一つとしてご自身が望む形の葬儀を考えてみてはいかがでしょうか。

 

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