お役立ちコラム

退職金を受け取ることができるかどうかは、勤めていた会社によって異なります。受け取ることができた場合でも、その使い道については悩むものです。では、定年退職者は退職金をどのように運用しているのでしょうか。そこで今回は、一般的な退職金の使い道と退職金の運用のポイントをご紹介します。

 

■50代は退職金を何に使いたいと思っている?

数年後に退職金を受け取る50代の会社員に対して「退職金の使い道」を聞くアンケートが行われました。その結果を見ると、現在の50代は旅行のために退職金を使いたいと考えていることがわかりました。次点が趣味であり、貯蓄は5番目に留まりました。

 

■実際の退職金の使い道

では、実際に退職金を受け取った方々は退職金をどのように使ったのでしょうか?

退職金の使い道に関するある調査結果では、レジャーなどの趣味に退職金を使った高齢者は全体の約2割に留まりました。残り8割のうち、約2割の高齢者はビジネスに退職金を投資し、6割近くの高齢者は手に入れた退職金を使わず貯めていました。8割が貯める・増やすという選択肢を選んでいる理由として、最も多かったのが「将来への不安」です。

老後の生活のためには、1カ月に27万円程度が必要だといわれています。この金額は、年金だけでまかなえるものではありません。さらに、年金の支給年齢が大きく引き上げられたため、会社退職から年金支給までの年月を生活するための貯金も必要です。一般的に、年金支給までに必要な金額は約2200万円といわれています。こういった大きな金額が必要な近未来と不安が見えているからこそ、貯める・増やすという選択肢を取る方が多いのかもしれません。

 

■それぞれの運用方法のポイント

退職金の運用方法としては主に使う・貯める・増やすの3つがあります。以下に、それぞれの運用方法のポイントについてご紹介します。

 

  • 使う
    「使う」といっても、趣味や娯楽にお金を費やすのではありません。今まで培った経験を活かして、退職金を使って起業するという運用方法があるのです。ただし、起業したからといって必ずしも利益が出るわけではありません。事業に失敗したときのことも考えて、起業の準備資金に退職金を全額費やさないよう注意しましょう。

 

  • 貯める
    老後に生じる大きなリスクとして、物価の上昇と病気があげられます。経済状況により物価は変動するため、老後の資産形成では生活費を余分に見積もっておくことが大事です。また、どんなに健康な人でも病気になる可能性はあります。通院や入院のための医療費を計算して、老後の資産形成をすることは重要です。貯金はリスクに備えるという点では、優れた選択だといえます。

 

  • 増やす
    株式投資など、退職金をさらに増やすように運用する場合は常に“失うリスク”が付きまといます。失敗しないように、リスクが低いものを選んで投資することも対策のひとつです。たとえば、国債や定期預金はリスクが低いことで知られています。また、将来受け取る金額がはっきりとしていて収支の見込みが立てやすいため、貯蓄型の保険を購入するのも方法のひとつです。
    いずれにしても資産を失う危険性があるため、増やす選択をする場合はよく考えて運用する必要があります。

 

退職金をどのように使用するかは自由ですが、老後に悪影響が出ないように運用することが大切です。将来の見通しをしっかりと立てて、計画的に老後の資産形成をしましょう。

 

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