お役立ちコラム

内閣府が発表した平成27年度の「高齢社会白書』によると、高齢者の人口は約3400万人にまで増えています。

高齢者の増加にともない、有料老人ホームなどの施設の需要が増えています。そこで今回は、住宅型有料老人ホームにかかる費用をご紹介します。

 

■入居時に支払うお金

住宅型有料老人ホームに入居する際に支払うお金は、入居一時金と呼ばれています。このお金は“この老人ホームに住む権利を買う”という意味で支払うお金です。他にも、敷金や礼金を要求されることもありますが、最近では敷金礼金が0円の物件もあります。

入居一時金の価格は、入居する物件によって変わります。なかには1億円以上払わなければならない高級な老人ホームもあります。入居する老人ホームを決める際には、次の2点に着目をしてみてください。

1点目は、一時金の内訳。内訳のなかにサービス料が上乗せされていたりするので、そのサービスが自分に必要かどうか、よく考える必要があります。

2点目は、退去した場合に、入居一時金がどれだけ返還されるかを確認しましょう。一般的に入居一時金は、入居者が途中退居した際にいくらか返還されます。ただ、その返還額は入居する施設によって変わります。しっかりと確認をして、施設選びの指標としましょう。

 

■毎月支払うお金

老人ホーム

住宅型有料老人ホーム入居後に毎月支払うお金は、月額利用料と呼ばれます。月額利用料の内訳は、主に次の6つ。

まず、1つ目が賃料です。住宅型有料老人ホームでは賃貸アパートと同じく、毎月家賃が発生します。一般的に、都心に近くなれば賃料は高くなりますし、田舎であれば賃料は安くなります。住む場所の地価について、よく調べておきましょう。2つ目は共益費です。この費用は、廊下などの共用部分の維持費や、介護職員の管理費などのために必要となります。3つ目は光熱費です。主に水道代、ガス代、電気代のことを指します。これらは、入居する施設が契約している会社によって料金が変わってきます。入居する際に、しっかりと確認しておきましょう。

4つ目は食費です。この費用は物価や、入居者の食べる量で価格が大きく変わります。都心は物価が高いので、田舎に住むのと比べて食費は高くなります。

5つ目は日常にかかるお金です。介護用品や日常品、薬代など、暮らしていく上で必要になるお金です。その内訳は、老人ホームごとに違うので、自分に必要な日用品が支給されるかどうかは、入居前によくよく確認をしましょう。また、入居時の契約で別途料金のかかるサービスを選択した場合は、そのサービス代も支払う必要があります。

最後は、介護保険1割負担費です。入居者は介護サービスを受けた場合に、介護保険額の1割を支払う必要があります。ただし、“特定施設入居者生活介護”の指定を受けている、介護付き住宅型有料老人ホームではその金額が変わります。入居する際に、“特定施設入居者生活介護”の指定を受けているかどうか、確認しておきましょう。

 

■その他のお金

これらの費用以外にも、“上乗せ介護費”と呼ばれる費用もあります。この費用は、“介護認定者3人に対して介護士1人を配置する”という、国の定めた介護サービスを越えるサービスを提供している住宅型老人ホームに支払うお金です。たとえば、介護認定者3人に対して、介護士3人を配置するといったサービスを提供している場合は、この上乗せ介護費を支払わなくてはいけません。サービス内容は施設によって大きく変わりますので、入居を希望する住宅型有料老人ホームに問い合わせてみましょう。

ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。

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