お役立ちコラム

終活という言葉が少しずつ浸透している近年、葬儀方法やお墓の形、散骨方法など、故人が希望するものを生前に準備しておくことが“前向き”に捉えられるようになりました。遺影写真もそのうちのひとつ。そこで今回は、生前に準備する遺影写真の選び方のポイントや、その撮影サービス内容、そして最後におすすめする理由について紹介します。

 

遺影写真のポイント

遺影写真のポイントをご紹介します。まず、遺影写真の絶対条件のひとつ、“顔がはっきり、大きく写っていること”は外さないようにしましょう。

そのうえで重要なことは“顔の表情に故人らしさが表れていること”。遺影は故人が生きていた頃の姿を写すものです。「故人が生きていたときはこんな人だったなぁ。」ということが、はっきりとわかる写真を用意しましょう。故人が好きな場所で撮影した写真や、趣味に使うアイテムを持った写真などもよいでしょう。表情もイキイキとしたり、穏やかに微笑んでいたり、故人の性格が表れるものだと、さらに良いでしょう。

撮影時の年齢は、亡くなった年齢の5~20年前までの写真が好ましいです。例えば、90歳で亡くなった方の場合は、70歳から85歳ごろの写真が適切です。若々しい写真は決して悪くはないのですが、90歳でなくなった方の遺影が50歳代の姿だと、遺族の方々が違和感を覚える可能性があります。できれば5年おきに撮ることが望ましいとされています。

一般的な遺影写真のサイズは、縦30センチで横が25センチです。このサイズよりも小さいサイズの写真は、引き伸ばされてしまい、ピンボケしたような写真になってしまいます。集合写真などの自分が写っている部分を遺影写真にしたい方もいるかもしれませんが、サイズ次第では諦めたほうがいいでしょう。どうしても小さいサイズの写真を使いたいのであれば、遺影自体を小さくしましょう。

遺影候補の写真をひとつに絞れない方は、“葬儀会社や終活アドバイザーに選んでもらう”という選択肢もあります。自分や家族よりも、より客観的な視点から“良い”遺影写真を選んでもらえることもあります。

 

遺影撮影サービスについて

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遺影撮影は、写真館などでプロのカメラマンに撮ってもらうことができます。予算はかかりますが、故人の死後もずっと飾られる写真ですので、それだけの価値はあります。

写真館の遺影写真撮影サービスの相場は、1~2万円です。この価格は、写真撮影だけでなく、ヘアメイクや写真の台紙も含めた値段です。また、希望者には写真の加工サービスを行ってくれることもあります。加工対象は、背景や服装、色やキズの補正などです。

写真館によっては、自宅などで撮影をする“出張サービス”を行っているお店もあります。病気により医者から自宅療養を勧められている方の撮影や、パーティーを楽しんでいる姿を写真に残して欲しい方の撮影などの、幅広い撮影に応えてもらうことができます。

 

遺影撮影のすすめ

遺影撮影は、自分らしく自分の人生を終わらせる“終活”のひとつ。その大きなメリットは、“自分の最期をお気に入りの写真で締めくくれる”ということ。今回はそれ以外の遺影撮影をおすすめする理由として“あるジンクス”をご紹介します。

実は「生前に遺影写真を撮影することは、長生きの秘訣」というジンクスがあります。真偽は定かではありませんが、遺影写真を撮影する体力と心のゆとりを持ち続けることが、長生きにつながっているのかもしれません。

 

“遺影撮影”は、死と前向きに向き合う終活を象徴する活動のひとつ。ぜひ、覚えておいてください。

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