お役立ちコラム

認知症対応のデイサービスは、通常の機能訓練以外にも、認知症に対応するための特別なケアを行っています。今回は、認知症対応型デイサービスで受けられるサービス、利用条件などについてご紹介します。

■認知症対応型デイサービスとは

入居者の話を聞く介護士

デイサービスとは、通所介護とも呼ばれます。自宅で自立生活を送ることを基本にしており、自宅から送迎車でデイサービスセンターなどの施設に通って、食事や入浴介助を受けたり、機能訓練などを行ったりします。施設内で行われるイベントなどに参加し、他の通所者と交流できます。

老人ホームは住居そのものを移しますが、デイサービスではこれまでに住み慣れた地域、家庭で生活できるというところがポイントです。家族側から考えてみると、家で引きこもりがちになっているので他の通所者との交流をしてほしいといったニーズに応えることができます。

認知症対応型デイサービスは、通常のデイサービスのケアに加えて、認知症に必要なケアを行います。認知症は、適切にケアすることで進行を和らげることができるといわれています。デイサービスは、少人数でアットホームな雰囲気が特徴です。また、ストレスの少ない環境で認知症の方が過ごせるよう様々な工夫がこらされています。通所者で行う体操なども、参加を強制することはありませんし、各人の過ごし方で過ごして良い場所です。ストレスが少ない、認知症に関する専門知識を持ったスタッフがいるなど、環境面で充実しているといえるでしょう。

 

■利用するための手順

入居者と介護士

認知症対応型デイサービスを利用するには、医師による認知症の診断が必要です。現在お世話になっているケアマネージャーがいる場合は、まずは担当のケアマネージャーに相談しましょう。自治体が運営する高齢者向けの相談所に相談することも可能です。

ケアプランを作成してもらい、サービス事業者と契約をして利用開始という流れになります。認知症対応デイサービスは、行政機関のサイトでは「認知症対応通所介護」と書かれていますが、同じものです。一例として、東京都北区では、地域密着型サービスとして、介護サービス(要介護1~5)と、介護予防サービス(要支援1~2)が設定されています。

要支援認定を受けている方向けのサービスは、通所介護ではなく介護予防サービスという別の名称で運営されており、利用料も違います。認知症で、要支援認定を受けている人は認知症対応の介護予防サービスを受けることができます。地域密着型サービスのため、お住いの地域の近隣の介護施設を利用する(地域外は利用できない)といった制限があります。

 

■利用金額

認知症対応型デイサービスは、介護保険で決まっている利用料に、必要なケア代金をプラスして利用料を計算します。要介護度が上がれば上がるほど利用料は高くなります。

大まかな目安としては、介護保険を適用した後の1割負担で1日(7時間以上9時間未満)あたり、要介護1で500円〜1,000円程度、要介護5だと500円〜1,500円程度になります。利用時間が短い(3時間以上5時間未満)だと、利用料は安くなります。

認知症対応型デイサービスを提供している事業所が、特別養護老人ホームなどに併設されているか、いないかなどによって金額が変わります。
週に何回利用するのかという点については、ケアプラン作成時に決めます。要介護度や、家族の予定に合わせて、利用頻度をケアマネージャーと話し合って決めましょう。

 

■まとめ

今回は認知症対応型のデイサービスをご紹介しました。利用するためには、医師の診断と要介護認定(もしくは要支援認定)を受ける、ケアマネージャーにケアプランを作成してもらうという手順が必要です。認知症の緩和、普段介護をしているご家族の負担軽減にもなりますので、検討してみることをおすすめします。

あなぶきメディカルケア株式会社
取締役 小夫 直孝

2011年 4月 入社 事業推進部 配属 
2012年 4月 第2エリアマネージャー(中国・九州)
2012年11月 事業推進部 次長
2015年 4月 リビング事業部 部長 兼 事業推進部 部長
2017年 10月 執行役員 兼 事業推進部 部長 兼 リビング事業部 部長
2018年 10月 取締役 兼 事業本 部長 兼 事業推進部 部長

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