お役立ちコラム

終活の一環として、自分に何かあったときのための費用は自分で用意してあげたいと考える人も多いのではないでしょうか。
どのような葬儀を行うかによっても変わってきますが、葬儀費用は一般的に100万円単位の費用がかかります。
生前は簡素でいいといっていても、遺族からすればやはりちゃんとした葬儀を開いて送り出したいと思うもの。
ここでは、そのための方法のひとつとして「少額短期保険」をご紹介します。

■葬儀費用、いくらかかる?

葬儀という特性から、少し前までは葬儀費用を公表している業者は少なく、実際に葬儀費用がどれくらいかかるのかをあらかじめ知っている人は少数でした。
しかし、ここ最近は葬儀費用を明確に記載しているところも増えてきており、葬儀業者の価格表や、日本消費者協会が行った「第11回-葬儀に関するアンケート調査報告書」によると、一般的な葬儀費用は200万円前後と考えられます。
その内訳は、葬儀一式、お通夜などでの飲食費や接待費、宗教者への謝礼となっており、もっとも費用がかかるのが葬儀一式です。
できるだけ遺族に負担をかけたくないけれど貯蓄では賄えない……そんな方におすすめなのが、少額短期保険となります。

■少額短期保険とは

保険

少額短期保険は「ミニ保険」とも呼ばれているもので、その名の通り少額かつ短期の保険のことをさします。
一般的に、少額短期保険は1年または2年以内の保障期間が設けられており、18年間の学資保険などのように長い保険ではありません。
その分費用も安くおさえられるため、死亡保険やペット保険、地震だけを保障する保険など、さまざまな種類の保障をシンプルに賄うことができるのも特徴です。

・少額短期保険の特徴

少額短期保険では、引き受け保険金額に上限が設けられています。例えば、死亡保険や重度傷害保険では引き受け上限が300万円となり、医療保険では80万円以下、損害保険では1,000万円など、保障内容によって上限が異なっています。
さまざまな少額短期保険に加入する場合、死亡保険や医療保険、損害保険などの合計の上限が1,000万円という定めもあるため、この点にも注意が必要です。

・少額短期保険のメリット

少額短期保険の大きなメリットは、99歳まで加入できることです。
また、一般的な生命保険などに比べて加入の健康条件が緩いのも大きなメリットのひとつとなります。
過去の既往歴はもちろん、現在なんらかの病気にかかっていても、少額短期保険に加入できる場合があります。
高齢になるに従ってどうしても体調の変化が出てくるのは仕方のないこと。そんなときでも、少額短期保険であれば、安心して終活を続けられます。

■少額短期保険を利用するときの注意点

仲の良さそうな夫婦

メリットの大きい額短期保険ですが、利用する際には注意点についても押さえておく必要があります。

・掛け捨てである

少額短期保険は1年ごとの更新なので、掛け捨てとなり、貯蓄機能はありません。
例えば60歳から80歳までの20年間加入していたとしても、満期返戻金などを受け取ることはできません。

・高齢になるほど保険料が上がる

少額短期保険は基本的に安価なことがメリットのひとつですが、年齢が高くなるに従って保険料が上がっていきます。
例えば、ある少額短期保険では60歳女性・受取保険金200万円の場合の保険料は年間15,000円程度ですが、70歳になると年間20,000円前後に保険料が上がります。
さらに75歳では47,000円と、高齢になるほど保険料が上がっていきます。少額短期保険を検討する際は、将来的な保険料についても、しっかりチェックしておきましょう。

・女性より男性のほうが高い

もうひとつ知っておきたいのは、男性のほうが女性よりも保険料が高いということです。
先ほどと同じく60歳男性の保険料を見てみると、年間35,000円前後となるケースも存在します。
70歳時は72,000円、75歳時は10万円を超える保険料です。
少額短期保険のシミュレーションをする際は、性別でも保険料が変わることを押さえておきましょう。

 

少額短期保険は一般的に保険料が安く、利用しやすい保険です。メリットも多く存在しますが、「掛け捨てである」「男女で保険料が異なる」など注意すべき点も存在します。
メリットや注意点をしっかり把握して、少額短期保険を終活の便利なツールとして上手に活用しましょう。

ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。

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