お役立ちコラム

老人ホームにはたくさんの高齢者が入居しており、年齢や性別、それまで歩んできた環境もさまざまです。見知らぬ人と同じ施設で生活することにより、入居中に人間関係のトラブルが起きてしまうこともあります。
できるだけ快適に老人ホームで生活ができるよう、人間関係のトラブルになりやすいケースや対処法についてご紹介します。

■老人ホームでよく起きるトラブル

老人ホーム

老人ホームでよく起きる人間関係のトラブルには、以下のようなものがあります。

・利用者からの陰口、いじめ

他の利用者から陰口を叩かれる、無視される、辛く当たられるというケースです。利用者の中にはクセのある方や協調性に乏しい方もいます。また、高齢であるなしにかかわらず、ストレスのはけ口としてこういった行為を好む方はどうしても存在します。
老人ホームでの生活に孤独や寂しさを感じ、嫉妬からいじめなどの行為に出てしまう方もいるようです。

・恋愛のもつれ

老人ホーム内で他の利用者と恋愛関係になることは珍しくありません。うまくいっている間はよいのですが、長く一緒にいることにより関係が悪くなってしまうケースもあります。単に恋愛関係を解消するだけで終わるケースはよいのですが、中には致命的なトラブルを経て関係が悪化してしまうケースも。

・認知症の利用者とのトラブル

老人ホームには、認知症を発症している方もいます。スタッフの目が届く範囲であれば大きなトラブルにはなりにくいのですが、夜間に徘徊して他人の部屋に入ってきた、暴言を吐かれて言い争いになったなど、認知症を発症している方とのトラブルも発生しています。

■老人ホームでの人間関係のトラブルはどう対処すればよいか

家族との食事

同じ建物の中で共同生活を送っているため、老人ホームの中で起きるトラブルを完全に防ぐのはとても難しいものです。しかし、工夫次第でトラブルを最小限に抑えることはできます。トラブルが起きてしまったときの対処法には、以下のようなものがあります。

・様子を見てスタッフに相談する

利用者が人間関係のトラブルに巻き込まれてしまっているとき、一緒にいる時間が長くない家族だけでは対応は難しいものです。様子を見て施設のスタッフに相談し、トラブルの相手とできるだけ接触しないようにしてもらうなどの対応を求めましょう。可能であれば最初のうちは、スタッフと連絡を密に取り合い、状況を報告してもらうようにしましょう。

・できるだけコミュニケーションをとる

家族と離れて老人ホームで生活している高齢者にとって、生活の基盤となる場所で人間関係のトラブルに巻き込まれるというのはとても大きなストレスです。自由がきくならその場を離れることもできますが、老人ホームに入居しているとなかなかそうはいきません。
できるだけストレスを軽減させてあげるために、コミュニケーションをより密にとるのもよい方法です。「老人ホームだけが自分の居場所じゃない」「家族が見ていてくれる」と思えるだけで、気持ちはかなり楽になるのではないでしょうか。
可能なら、気晴らしに外出する機会を増やすのもおすすめです。

■トラブルをできるだけ避ける老人ホームの選び方

老人ホームでのトラブルをできるだけ避けるためには、入居する高齢者の方に合った施設を選ぶことが大切です。スタッフが日頃、入居者のケアをどの程度しているのか、コミュニケーションをとっているのかなどは、施設によっても大きく変わります。
まずは、本人を連れて何度も老人ホームに足を運びましょう。見学時間はできるだけ長めにとり、ひと通り見学し終えた後は談話室などで少し休憩しながら、老人ホームがどのように運営されているのか、実際の雰囲気はどうなのかといったところを見せてもらうようにしましょう。
可能であれば体験入居し、実際にそこで暮らすとどうなるのかをシミュレーションしてみることも大切です。

 

老人ホームでの人間関係のトラブルは、残念ながら後を絶ちません。家族だけでなくスタッフの協力を求めることは、できるだけトラブルを避けるためには不可欠です。万が一、人間関係のトラブルが発生してしまった場合には、利用者のケアと共に、職員やスタッフの方にも相談しながら問題解決をしていくことが望まれます。

ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。

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