お役立ちコラム

老後の資産形成にも一役買ってくれる投資は、できるだけリスクを低く抑えるために分散投資で対応したいものです。分散投資をするときにはさまざまな要素を深く考えて配分を決めるものですが、一度決めたあとも定期的なメンテナンスが必要です。
今回は分散投資におけるリバランスの重要性や、その方法についてご紹介します。

■リバランスとは?

時間が経過することで、投資状況も変動します。例えば、当初は国内債券50%、海外株式50%の配分で分散投資をしていたところ、値動きの状況によって国内債券30%、海外株式70%という配分に変動することがあります。この変動した配分を元の配分に戻すことを、リバランスといいます。

・なぜリバランスが重要なのか

先ほどの例でいうと、海外株式が値上がりしているか、または国内債券が値下がりしている状態です。値が上がっているということは、急に下がったときに損が生じるリスクが高まっているということでもあります。また、値下がりしているものに関しては、さらに値下がりするリスクもあります。
そのため、致命的な損失が出る前にリバランスによって配分を調節し、さらなるリスクを抑えることが大切です。

・リバランスのメリット

リバランスの方法は、値上がりしているものを売却し、値下がりしているものを追加購入するというのが基本です。そうすることで、「高く売り、安く買う」という投資の基本的なスタイルを実行に移すことができます。

■リバランスはいつ行うとよいのか

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・定期的にそして臨機応変にリバランスを行う

定期的にリバランスを見直すことは重要です。慣れないうちや忙しい時期は、「年末に見直す」「ボーナス時期に見直す」など、1年に1回、あるいは、半年に1回というように、ある程度のスケジュールを決めておくのもいいかもしれません。しかし、効果的なリバランスをするためには、臨機応変に対応することが重要です。画一的に頻度を決めるのではなく、こまめにチェックするようにするといいでしょう。

・どれくらいの値動きでリバランスをするか決めておく

実際にリバランスをいつ行えばいいかという点ですが、狙い目なのは相場が大きく動いたときです。ただ、投資につきものなのが「もっと値上がりするはずだ」と期待して待っているうちにどんどん値下がりし、収益が上がらないということ。また、その逆もあります。
より多くの収益を得ようとするためにリバランスの機会を逃すことのないよう、値動きや投資配分の差が何%を超えたらリバランスをするのかを事前に決めておくといいでしょう。

■リバランスはどのように行うか

基本的にリバランスは、配分比率が高くなったものを売却し、低くなったものを買い足すというスタイルです。ここで注意しておきたいのが、税金が課税されることです。投資によって得た収益には税金がかかるため、NISA以外の口座を利用している場合は課税によって収益が減ることも考えられます。
そのため、今保有している投資商品については手をつけず、新たに購入する投資商品でリバランスをするという方法もあります。

■リバランスが難しいと感じるなら、バランスファンドという選択も

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リバランスをすることで効果的に投資商品のメンテナンスができますが、定期的なチェックが面倒だったり、よくわからなくて怖いと感じたりする方もいるかもしれません。そういう方には、バランスファンドがおすすめです。
バランスファンドは、ひとつの商品の中で分散投資がすでになされていて、配分比率が固定されている商品のことです。バランスファンドは自動でリバランスされるため、メンテナンスが不要なことが大きな特徴。慣れないうちは、こういった商品を活用するのもひとつの方法です。

 

投資は老後の資産形成のためにも有効な手段です。リスク分散の徹底のためには、リバランスは不可欠です。リバランスを上手に行い、効率よく老後の資産形成を行いましょう。

あなぶきメディカルケア株式会社
取締役 小夫 直孝

2011年 4月 入社 事業推進部 配属 
2012年 4月 第2エリアマネージャー(中国・九州)
2012年11月 事業推進部 次長
2015年 4月 リビング事業部 部長 兼 事業推進部 部長
2017年 10月 執行役員 兼 事業推進部 部長 兼 リビング事業部 部長
2018年 10月 取締役 兼 事業本 部長 兼 事業推進部 部長

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