お役立ちコラム

近年、遺品整理が注目を集めています。自分の死後に持ち物をどのように整理するかを遺言として残しておかないと、遺族が取り扱いに悩む事態に陥りやすいもの。「故人が大切にしていたものだから」と、処分に悩む遺族が増えているのです。今回は、残された家族を悩ませないためのコレクションの整理についてご紹介します。自分の死後、大切なコレクションをどう扱ってほしいのか、どのように整理すべきかを考えてみましょう。

■故人が大切にしていたものだからこそ、処分に悩む

考える男性

故人がコレクションとして大切にしていた美術品や骨董品、玩具などを前に、途方にくれる遺族は数多くいます。こういったコレクションは、時間も費用もそれなりにかけて、大切に集めていったものです。そういった経緯を理解しつつも、「ものの価値」という意味では同じ趣味の方同士でしか共有できない面も多く、遺族にとっては取り扱いに悩む品ともいえます。

今、自分が大切にコレクションしているものがある方は、今一度その取り扱いについて考えてみましょう。「まだまだ元気だから、そんな必要はない」と思われるかもしれませんが、いつどのような形でそのときを迎えるかは、誰にもわかりません。そうなってしまったときに遺族が悩まずに済むように、終活の一環として遺言を残すことをおすすめします。
一見して高級であることがわかるものであればまだいいのですが、ガラクタにしか見えないけれど実は貴重な品だった……ということも少なくありません。コレクションがどういうもので、自分の死後どうして欲しいかをはっきりさせておきましょう。 

■同じ趣味の方に譲る、寄贈するのもひとつの手段

同じ趣味の方同士のコミュニティがある場合は、コレクションをどなたかに譲るというのもひとつの方法です。本当に大切にしていたからこそ、「せっかくなら価値のわからない家族に残すよりも、大切に扱ってくれる同じ趣味を持つ仲間に残したい」と考えるもの。本人がそう望むなら、家族も理解してくれるでしょう。

ただし、遺品を他人に渡すというのは、家族の同意が得られないと難しい部分があります。もしも譲渡が難しい場合は、思いきって公共施設などに寄贈するという方法もあります。他人に譲るよりも、家族からの理解を得られやすいでしょう。オフィシャルなところに寄贈するのであれば感謝もされ、その価値も正しく評価してもらうことができます。自分の大切にしていたコレクションが正しく評価されて、多くの人の目に触れるという点も、魅力的といえます。 

■オークションに出して現金化する

オークション

骨董品や美術品は、あくまで個人の趣味です。なかなかその素晴らしさを理解できない遺族の方もいらっしゃると思います。「価値はよくわからないけれど、高級なものらしい」と遺品整理の中で悩まれる方が多い類のものなので、思いきってオークションに出品してもらうよう遺言を残しておくというのもいいでしょう。遺族としても、扱いに困るよくわからない骨董品を残されるよりも、現金化して受け取るほうがありがたい部分もあるかもしれません。

骨董品も、大切に楽しんでくれる人に引き取ってもらえたほうが本来の価値を発揮できるでしょう。「オークションに出すなんて味気ない」と思うかもしれませんが、遺族にとって一番困るのが、故人の思い入れが強いものだけれど、自分たちにとっては価値を見いだせない品物なのです。

 

遺族として遺品を整理する立場に立つときのことを考えると、故人のコレクションの整理に悩む方は多いはず。残される方の気持ちを十分に考えて、遺言を残すことも大切なのです。「どのように処分するかは任せる」と一言書いてあるだけでも、整理する側としては随分気持ちが楽になるものです。残された方が悩まないように考えておくことも、大切な終活なのです。

あなぶきメディカルケア株式会社
取締役 小夫 直孝

2011年 4月 入社 事業推進部 配属 
2012年 4月 第2エリアマネージャー(中国・九州)
2012年11月 事業推進部 次長
2015年 4月 リビング事業部 部長 兼 事業推進部 部長
2017年 10月 執行役員 兼 事業推進部 部長 兼 リビング事業部 部長
2018年 10月 取締役 兼 事業本 部長 兼 事業推進部 部長

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